第32回研究大会(2022年11月19日 日本国際紛争解決センター)

<午前の部>

セッションI 自由論題

座長 川瀬剛志(上智大学法学部・教授)

第1 報告 佐藤俊介(経済産業省貿易経済協力局貿易管理部貿易審査課特殊関税等調査室・特殊関税等調査官)「RTAの原産地規則の最近の動向および迂回輸出に関する考察」

第2 報告 西村祥平(経済産業省通商政策局通商機構部国際経済紛争対策室(併)国際法務室・通商交渉調整官)「WTOセーフガードにおける因果関係論の問題点とあるべき規律について」

第3 報告 不破茂(愛媛大学法文学部・教授)「米国二次的制裁再考――EU対抗立法の再生――」

 

セッションII シンポジウム「国際経済紛争処理のフロンティア――仲裁及び調停の展望と課題――」

座長 福永有夏(早稲田大学社会科学総合学術院・教授)

第1 報告 小林友彦(小樽商科大学商学部・教授)「通商紛争処理制度の複線構造化における仲裁・調停の機能」

第2 報告 富松由希子(西村あさひ法律事務所・弁護士,元・経済産業省通商政策局経済連携課・課長補佐(併)国際法務室付)「国際約束に基づく投資家対国の紛争解決手続をめぐる時代の変遷と未来」

第3 報告 中村達也(国士舘大学法学部・教授)「国際商事紛争の解決に用いられる仲裁と調停の連結に関する諸問題」

 

<午後の部>

共通論題 「国際的な経済活動と持続可能な開発目標(SDGs)――資本主義の新たな挑戦――」

座長 内記香子(名古屋大学大学院環境学研究科・教授)

第1 報告 平覚(大阪市立大学・名誉教授)「国際通商法とSDGs――相克から調整、そして尊重への展開」

第2 報告 佐俣紀仁(武蔵野大学法学部・准教授)「世界銀行融資を規律する法とSDGs――環境社会枠組(ESF)を素材に――」

第3 報告 多田英明(東洋大学法学部・教授)「持続可能な開発目標(SDGs)と競争法――EU競争法の議論を手がかりに――」

第4 報告 桝田祥子(東京大学先端科学技術研究センター・特任准教授)「知的財産法とSDGs――医薬を中心とした技術独占とアクセスの課題――」

 

バッカス教授による講演(国際交流委員会主催)

ゲスト講演者: James Bacchus 教授
(University of Central Florida,元・WTO上級委員会委員)

演題: “Trade Links ―― New Rules for a New World ――”

座長・国松麻季(中央大学国際経営学部・教授)
ディスカッサント・小寺智史(西南学院大学法学部・教授)

 

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<参加者数(概数)>

対面:50名、オンライン:90名