第25回研究大会(2015年11月29日(日)、早稲田大学)

午前の部
セッション(I) 自由論題 座長 法政大学教授 岸井 大太郎
(1) EU 競争法と加盟国競争法の衝突と調整規定-理事会規則1/2003号3条2項をめぐって(弁護士 明治大学大学院博士後期課程 長尾 愛女)
(2) 通信による保険の越境取引に関する規制の在り方(京都産業大学教授 吉澤 卓哉)
(3) 国際通商制度におけるプライベート・スタンダード:その役割と問題(大阪大学准教授 内記 香子)

セッション(II) 民事救済の国際的執行 座長 西南学院大学教授 多田 望
(1) 競争請求に関する外国判決の承認および執行(同志社大学大学院博士後期課程 西岡 和晃)
(2) 外国競争法違反に基づく内国消費者訴訟―民事訴訟における外国競争法の適用―(獨協大学准教授 宗田 貴行)
(3) 特許権の国際的なEnforcementに関する近時の諸問題(金沢工業大学客員教授 弁護士・弁理士・NY州弁護士 紋谷 崇俊)

午後の部 共通論題 WTO成立20周年―ルール・メイキングと紛争解決の観点から
(1) WTOのルールメイキング-過去20年間の活動を振り返って(明治大学教授 間宮 勇 協力:横浜国立大学教授 荒木 一郎)
(2)WTOにおける交渉-現場からの視点-(外務省経済局国際貿易課長 股野 元貞)
(3) WTO紛争解決手続における国家責任法の意義:米中補助金相殺関税事件(DS379)における帰属の規則の扱いを手掛かりとして(小樽商科大学教授 佐古田 彰)
(4) 日本のWTO紛争解決手続の活用(経済産業省通商政策局通商機構部国際経済紛争対策室参事官補佐 田辺 有紀)